車は金食い虫!資産を増やしたいなら車は持つな!車にかかるかかる費用を総まとめ。

家計管理

車を持つことは便利で多くのメリットがありますが、同時に税金や維持費といったランニングコストも大きな負担になります。これは資産を増やすためには大きな足かせとなります。とはいえ、車がないと生活が成り立たないこともあるでしょう。本記事では、車を持つことで掛かるかかる費用について詳しく説明します。

1.車を購入する際にかかるお金

車を購入する際、自動車本体の価格はもちろんのこと、その他に発生するのが自動車税環境性能割(地方税)です。これは、新車や中古車を購入した際にかかる税金で、購入価格や車の種類に基づいて課税されます。この他に自動車重量税もかかります。もちろん消費税もかかります。

自動車税環境性能割について表にまとめました。
かかる税金は自動車の取得価格×以下の税率で計算できます。

車種・性能税率
電気自動車/燃料電池車/天然ガス自動車/プラグインハイブリッド自動車非課税
2030年度燃費基準85%達成非課税
2030年度燃費基準75%達成1%
2030年度燃費基準60%達成2%
上記以外/2020年度燃費基準未達成3%
自動車税環境性能割の税率
鉄火
鉄火

ただし、これは2023年12月31日までで

それ以降は税率が段階的に引き上げられる予定になってます。

2.車を所有しているだけでかかるお金

車を購入した後、毎年支払う必要があるのが自動車税(または軽自動車税)です。自動車税は、車の排気量によって異なり、排気量が大きいほど税額が高くなります。

例えば、普通車では排気量が2000ccを超えると税額が大幅に増加します。また、環境性能が低い車には追加の課税があることもあるので、エコカー減税が適用されない車を選ぶと負担が増える可能性があります。

排気量税額
660cc(軽自動車)10,800円
1000㏄以下25,000円
1,000cc超〜1,500cc以下30,500円
1,500cc超〜2,000cc以下36,000円
2,000cc超〜2,500cc以下43,500円
2,500cc超〜3,000cc以下50,000円
3,000cc超〜3,500cc以下57,000円
3,500cc超〜4,000cc以下65,500円
4,000cc超〜4,500cc以下75,500円
4,500cc超~6,000cc以下87,000円
6,000cc超111,000円
自動車税の税額(2019年10月以降に購入した場合)

この他に2年に1度車検費用も掛かり、その際に自動車重量税も支払う必要があります。

3.車を使用時にかかるお金

車を動かす際に必要なガソリンにもがっつり税金がかけられてます。以下にまとめました。

税金税額
揮発油税+地方揮発油税53.8円/L
(本則税率28.7/L+暫定税率25.1/L)
石油石炭税2.8円/L
消費税ガソリン価格+上記の税金の
総額に対し10%
ガソリンにかけられている税金
鉄火
鉄火

普段何気なく払ってますが、いざこうしてみると

1974年から暫定と言いつつ未だに取っていたり

さらには二重課税まで… これはヒドイ。

4.車の消耗品にかかるお金

車は買ったら終わりではなく、定期的に消耗品を交換しなくてはいけません。
ざっと上げるだけでも、エンジンオイル、ワイパー、タイヤ、ブレーキパッド、ブレーキディスク…

本当に車にはお金がかかります。

5.万が一のためにかかるお金

事故やトラブルに備えるために自動車保険の加入は必須です。
どんなに安い保険に加入したとしても毎年1万円以上はかかるでしょう。

まとめ

車を購入し、維持するためには、初期費用だけでなく、税金や燃料費、メンテナンス費用がかかります。特に大型車や燃費の悪い車は、税金やガソリン代が大きな負担となります。

車を持たないことが一番ですが、どうしても必要にせまられて車を購入ならば、自分の予算とライフスタイルに合った車を選び、無駄な出費を抑えるためにエコカーや燃費の良い車、または軽自動車を検討することをおすすめします。

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