「会社辞めたい 無気力」状態から抜け出すための【具体的なステップ】

こんにちは、鉄火です。
これは、かつての僕自身の話でもあります。

毎朝「会社辞めたい」と思いながら、ぎりぎりまで布団から出られず、ようやく家を出ても、通勤中はずっと頭の中で「辞めたい」「逃げたい」のループ。
でも、帰宅しても何もできない。転職活動も副業もブログも、やろうと思っても手が動かない。
そのうち「自分はなんてダメなんだろう」と、自己嫌悪に陥ることもたくさんありました。

無気力って本当に厄介です。
辞めたい気持ちはあるのに、何も始められないから、出口が見えない。
この記事は、そんな状態だった僕が、少しずつ「動けるようになった」きっかけや考え方をまとめたものです。

もし今、似たような状況にいるなら、ひとつでも参考になればうれしいです。


ステップ1:まず「辞めたい自分」を責めるのをやめよう

「会社辞めたい」って口に出すと

「甘えじゃないの?」

「どこ行っても同じだよ」

「辞めてどうするの?」


そんな声を周りから言われたり、自分でも考えてしまうかもしれません。

でも、声を大にして言いたい。

辞めたいと思うのは、全然おかしくない。むしろ自然なことです。

仕事がつらい、理不尽なことばかり、将来が見えない…
そんな環境にいながら「辞めたい」と思うのは、当たり前の心の反応。
「無気力」なのも、心が自分を守ろうとして“ブレーキ”をかけている状態なんです。

僕自身、「辞めたいのに動けない自分」が情けなくて、どんどん自信を失っていきました。
でもあるとき、ある言葉に救われました。

「動けないのは、あなたの意志が弱いんじゃない。疲れてるだけだよ」

この言葉で初めて、自分を責めるのをやめようと思えました。
まずは、自分のことを少しだけでも「仕方なかったんだよ」と認めてあげること。
そこから、やっと心が前を向き始めました。


ステップ2:無気力の正体を言語化する

「無気力」とひとことで言っても、その正体は人によって違います。
ただ「しんどい」「動けない」と感じていても、それが“なぜなのか”を自分でわかっていないままのことも多いです。
僕も、当時はとにかく「全部がイヤ」で、何が原因かなんて考えることもありませんでした。

でも、このままじゃいいけない、と思いノートに書いてみたんです。
「今の気持ち」「辞めたい理由」「不安なこと」などを、箇条書きでもいいからどんどん書き出してみる。

たとえば僕は、こんなことを書いていました。

  • 仕事ができない自分が嫌
  • お金の為に仕方なく働いているのに、仕事の目標なんてない
  • このままのペースで資産作っても、FIREなんて無理
  • 定年までこの仕事を続ける未来が見えない
  • 家族を養っていけるか不安
  • 周りと比べて劣等感を感じる

書いてみると、こんなこと思ってたんだな、とか気づきがありました。
漠然とした“しんどさ”が、「ああ、ここが原因だったかも」って言語化されると、少しずつ頭の中が整理できていきます。

ポイントは、「正しい答えを書く必要はない」ということ。
誰かに見せるわけでもないので、思うまま書くこと。
とにかく、頭の中のモヤモヤを“外に出す”ことが大事です。


ステップ3:「できそうなこと」を一つだけ決める

無気力のときって、「よし、会社辞めるぞ!」といきなり大きな決断をしようとしても、かえって動けなくなります。
考えるだけで疲れるし、どこから手をつけたらいいか分からない。

だから僕は、ハードルをとにかく下げることから始めました。

たとえばこんな小さな一歩でもOKです。

  • 転職サイトに登録だけしてみる
  • 気になる職種を検索するだけ
  • 「退職体験談」のブログや動画を1本だけ見る
  • ノートに「もし辞めたらやりたいこと」を3つだけ書いてみる

どれも、10分あればできることです。
でも、それだけでも「自分で動けた」という感覚が残ります。

ポイントは完璧を目指さないこと。
「今日はこれだけでOK」
とにかく、1歩でも動てみることが大切。

僕の場合は、転職サイトに登録だけして、気になる求人を見てみるだけで、
「辞めてもなんとかなるかも…」という希望がほんの少しだけ見えてきました。

それが、次の一歩につながっていきます。


ステップ4:辞めるかどうかは“自分軸”で決める

僕も何度もやってしまっていたんですが、無気力なときほど、つい他人と比べて自分を責めがちになります。

  • 「あの人はもう副業で成功してるのに、自分は何もできてない…」
  • 「同僚は昇進してるのに、自分は何やってるんだろう…」
  • 「X(旧Twitter)見たら“退職して自由に生きてます!”とかばっかりでつらい…」

見なければいいって分かっていても、つい見ちゃうし、そもそも勝手に目に飛び込んでくる。
そして比べて落ち込んで、さらに動けなくなる。
でも、その人たちの背景は、自分とは全然違うんですよね。

環境も違えば、性格も違う。貯金額も、家族の有無も、抱えている事情もバラバラ。
“同じ土俵”で比べること自体が、そもそも間違い。

だから大事なのは、「自分はどうしたいのか?」という軸を取り戻すこと。

たとえば、僕は
「もう今の仕事に熱意を持てない」
「理不尽なことを言われても我慢しなきゃいけない生活から抜け出したい」
「お金の為に働いているのに、どうしてこんなに辛い思いしなきゃいけないのか」
そういう気持ちが、どうしても消せなかった。

だから、辞めることにしました。
もちろん簡単な決断ではなかったけれど、自分の人生を取り戻したい、その思いが一番でした。
それにある程度資産が作れたことも大きかった。

逆に「今の会社でもう少し頑張ってみたい」と思うなら、それも全然ありです。

どっちが正解かじゃなくて、「自分にとって納得できる選択かどうか」が大事だと、今では思っています。


ステップ5:具体的な「次の行動」を少しずつ準備する

無気力から少し抜け出して、「ちょっと動けるかも」と思えるようになってきたら、
いよいよ“次のステップ”を少しずつ準備していきましょう。

ここで大事なのは、「勢いで辞める」ことではありません。
不安を減らしつつ、自分のペースで“辞めたあと”の地盤を作るイメージです。


情報収集から始める

まずは、今の自分でもできそうな仕事や副業があるかどうかを知ること。
転職サイトや求人情報を見るだけでもOK。
副業についても、YouTubeやブログで経験者の話を聞くとリアルに感じられます。
知らない世界が見えるだけで、「あ、こんな選択肢もあるんだ」と視野が広がります。


資産計画を立てる

「辞めたあとのお金が不安」というのは、誰もが感じること。
だからこそ、今の支出と貯金/資産額を把握して、どれくらいの余裕があるかを知るだけでも心が落ち着きます。
僕もスプレッドシートに生活費をざっくり書き出して、「2年は持ちそう」と分かったとき、やっと腹をくくれました。


小さく副業を始めてみる

ブログ、動画、ライター、スキル販売…なんでもOK。
少額でも稼げた経験が、自信になります。
僕も最初はブログで数百円稼げただけで「これで生きていけるかも!」って本気で思いました(笑)


休職という選択肢も考える

「いきなり辞めるのは不安」
「心も体も限界だけど、決断できない」

そんなときは、一度休むという選択肢もあります。
休職制度が使えるなら、しっかり活用しましょう。
一度距離を置くことで、自分の本音が見えてくることもあります。

鉄火
鉄火

とはいえ、僕も休職は考えたけど病院の予約すら取れずに絶望しました。
ここに日本社会の闇を感じます…


おわりに:あなたの気持ちは間違っていない

ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます。

「会社を辞めたいのに、何もできない」
「自分なんてダメだ」

僕も何度も、そう思ってきました。

でも今、あなたがこの記事にたどり着いたということは、
すでに“変わりたい”という気持ちが少しでもあるという証拠です。

その気持ちを、どうか無視しないであげてください。
すぐに会社を辞めなくてもいい。何か大きなことを始めなくてもいい。

まずは、

  • 自分を責めるのをやめる
  • 無気力の正体を見つける
  • 小さな一歩を決める
  • 他人じゃなく自分の軸で考える

この4つのステップから始めてみてください。
きっと、少しずつ前に進めるようになります。

僕自身もまだ「完璧」じゃありません。
でも、あのとき無気力だった自分に、少しだけ優しくなれて、
こうして発信できるようになったのは、あの小さな一歩のおかげです。

あなたの一歩が、未来の自分を救うかもしれません。
応援しています。

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